ブログのアクセスが全然集まらない…。
どうすればアクセスが集まるんだろう。
このようなお悩みにお答えしていきます。
はじめまして、ともまるです。
この記事を書いているボクが複数のブログを運営しており、月に40万円稼いでいます。
また、以下の画像はボクのブログがSEOで1位を獲得したキーワードです。

2022年5月5日現在59個のキーワードで1位です。
今回はこのような経歴のボクが、ブログでアクセスを集めるための、キーワード選定のコツについて語っていきます。
ブログにアクセスが集まるようになります。
コツ①ブログと関連のあるキーワードを洗い出す

今回はわかりやすいように、具体例を交えながら説明していきますね。
たとえば、あなたのブログが『転職ブログ』を運営しているとします。
この場合、ターゲットは『転職を考えている人』ですね。
今回はこの例をベースに、キーワード選定のコツをお話ししていきますね。
サイトによって狙うべきキーワードは変わる
例えば、今回の例である『転職サイト』の場合。
目的はユーザーに転職してもらうことですよね。
なので、狙うキーワードは
『転職サイト おすすめ』
『転職したい』
といったキーワードになります。
このように、運営するブログによって狙うべきキーワードは変わってきます。
ブレインダンプをする
狙うべきキーワードがわかったら、ブレインダンプをします。
※ブレインダンプとは、思っていることを紙にひたすら書き出す作業のことです。
ブレインダンプをすることによって、頭の中のモヤモヤがスッキリしたり、思いがけない発見が見つかったりします。
たとえば、今回の例である『転職サイト』の場合ですと、以下のようにブレインダンプができます。
- 転職したい
- 上司ムカつく
- 有給取れない
- 休日出勤
- 同僚と気が合わない
- ランチ行きたくない
- 残業意味ない
- 上司 無能
こんなカンジで、ザックリとしたキーワードをだします。
ブレインダンプしたキーワードを検索してみる
例えば、先ほどブレインダンプで出した『上司 無能』を検索してみます。

タイトルに『上司 無能』が含まれている記事が上位にありますね。
この中の、いくつかの記事を実際に読んでみて、どのような内容が書かれているのかをチェックします。
- 無能な上司への対応策が書かれている記事
- 無能な上司の特徴が書かれている記事
など、記事によって内容が違うのがわかるはずです。
この作業をすることで、『上司 無能』というキーワードに対する、Googleが求めている記事が見えてきます。
また、『上司 無能』と入力した検索バーをもう一度クリックしてみてください。

すると下記のように、さらに検索キーワードが表示されます。
この検索結果についても先ほどと同じように、1つずつチェックし自分が書けそうな記事を探していきましょう。

コツ②コンテンツにできそうなキーワードをまとめる

次に、先ほどザックリ出したキーワードをまとめていきます。
キーワードをまとめる手順は以下の2つのステップを踏みます。
- 関連キーワード取得ツールを使用する。
- キーワードプランナーで検索ボリュームを調査。
順番に説明していきますね。
関連キーワード取得ツールを使用する。
まず初めに、関連のあるキーワードをツールを使って調べていきます。
ツールを使うことで、キーワードの抜けもれをなくすことができ、効率的な記事作成を可能にします。
ここではラッコキーワードというツールを使います。
※完全無料で使うことができるツールです。
ラッコキーワードにアクセスしたら、検索バーに『上司 無能』と入力してみます。

すると、下記のように『上司 無能』に関連するキーワードが表示されます。

このとき、右上に『全キーワードコピー』というボタンがあるのでクリックしてください。
キーワードプランナーで検索ボリュームを調査。
次に、Googleキーワードプランナーにアクセスします。
Googleキーワードプランナーを使うことで、これから書こうとしているキーワードが、1ヶ月間に検索された数を調べることができます。
当然ですが、検索数の多いキーワードで記事を書けば、多くのアクセスを見込めます。
しかし、検索数の多いキーワードにはライバルも多いです。
なので、キーワードプランナーを使って、適切なキーワードを選ぶ必要があるというわけです。
まとめると、キーワード選定の流れは以下の通りです。
- キーワードをザックリ洗い出す
- Googleで検索してみる
- 書けそうだったらラッコキーワードに入力
- キーワードプランナーで検索数をチェック
- 実際に記事を書く
大まかな流れを掴めたら、さっそくキーワードプランナーの使い方について説明していきますね。
Googleキーワードプランナーにアクセスしたら、
『検索のボリュームと予測のデータを確認する』
というボタンをクリックします。

すると、キーワードを入力できるので、先ほどラッコキーワードでコピーしたキーワードを貼り付けます。

入力できたら『開始する』ボタンをクリック。

すると、
- 『1ヶ月で検索された数』
- 『競合性』
がわかります。
検索ボリュームが多くて、競合性が『低』になっているキーワードを狙って記事を書くと、アクセスを集めやすいです。
コツ③キーワードに優先順位をつける

Googleキーワードプランナーで検索ボリュームがわかったら、キーワードに優先順位をつけていきます。
優先順位の付け方は以下の通りです。
- 競合が少なくて、検索ボリュームが多い記事を優先する。
- 同じジャンルのキーワードはまとめる
順番に説明していきますね。
競合が少なくて、検索ボリュームが多い記事を優先する。
当たり前ですが、競合が少なくて検索ボリュームが多いキーワードを見つけたら最優先に記事にしていきましょう。
具体的にいうと、検索ボリューム『100〜1000』のキーワードですね。
その次に『10〜100』のキーワードを狙っていきます。
ただし、キーワードの種類によっては『10〜100』の検索ボリュームでも優先して書いたほうが良い場合があります。
例えば、『転職 早くしたい』というキーワードですね。
なぜかというと、『転職 早くしたい』と検索する人は、今すぐ転職をしたいと思っているからです。
だから、『転職 早くしたい』というキーワードで記事を書いてあげれば、転職サイトに登録してくれる可能性が高いですよね。
いっぽう、『上司 無能すぎる』というキーワードでアクセスを集めても、必ずしも転職したい人たちが集まるわけではありませんよね。
なので、キーワードによっては、検索ボリュームが少なくても優先的に記事を書く場合があるんですね。
ちょっとややこしい話なので、初心者のうちは気にしなくても大丈夫です!
同じジャンルのキーワードはまとめる
例えば、
『上司 無能 疲れた』
『上司 無能 どうする』
というキーワードがあります。
この場合、1つの記事にまとめることができますね。
『どうする?上司が無能すぎて疲れた時にすべきこと3選』
みたいなカンジですね。
他にも、
『上司 無能』
『上司 無能 対処法』
『上司 無能 むかつく』
のように、『上司 無能』という大きいキーワードから派生して、細かいキーワードになっている場合もあります。
わかりやすくいうと、マトリョーシカみたいなカンジですね。
こういったキーワードも1つにまとめて整理しておくといいですよ。
まとめておくことで、ブログの記事が重複しなくて済むので、SEO的にもメリットがあります。
コツ④コンテンツを制作する

キーワードの整理ができたら、実際にコンテンツ(記事)を作っていきます。
コンテンツ制作の手順は以下の3ステップです。
- ペルソナの設定
- 検索ボリュームの多い記事に内部リンクを貼る
- ロングテールキーワードも狙う
順番に説明していきますね。
ペルソナの設定
ペルソナとは、簡単にいうとブログを訪れてくれるユーザーのイメージ像です。
たとえば、『上司 無能』と検索する人は、上司に対してイライラしており、転職を考えているかもしれません。
あるいは、無能な上司への対処法を知りたいのかもしれません。
このように、ブログの読者の姿を実際にイメージすることを『ペルソナを設定する』と言います。
ペルソナ設定を明確にすることで、記事の質がグッと良くなります。
ペルソナ設定をするときのコツとしては
『顕在ニーズ』
『潜在ニーズ』
の2つを意識すると良いですよ。
例えば、『上司 無能 対処法』と検索した人のニーズは以下のようなものだとイメージできます。
『顕在ニーズ』;無能な上司の対処法を知りたい
『潜在ニーズ』:無能な上司のいない職場へ転職したい
こんなカンジですね。
ようするに、
顕在ニーズ=検索したキーワードそのままの意味
潜在ニーズ=検索したキーワードの本当の意味
みたいなカンジです。
ペルソナ設定ができたら、実際に記事を書いていきましょう!
なお、ブログ記事の書き方については【ブログの書き方が分からない人へ】記事を書く7つの手順をご紹介を参考にしてくださいね。
検索ボリュームの多い記事に内部リンクを貼る
書いた記事をSEOで上位表示するためには、内部リンクの貼り方がとても大切です。
例えば、『上司 無能』というキーワードは検索ボリュームが多いですが、競合も多いです。
この場合、
『上司 無能 対処法』
『上司 無能 ムカつく』
といった記事を書いて、『上司 無能』という記事に内部リンクを貼るカンジですね。
イメージしやすいように図にすると、こんなカンジです。

わかりやすくいうと、検索ボリュームの大きい記事へ、小さい記事でパワーを送るようなものです。
これはSEOにとても効果があると言われているので、ぜひ真似してみてくださいね。
ロングテールキーワードも狙う
先ほど紹介した、こちらのイラストをもう一度ごらんください。

こちらのイラストの説明では、
検索ボリュームが大きい記事に対して、検索ボリュームが少ない記事の内部リンクを貼りましょう。
と、お伝えしました。
で、この検索ボリュームが少ない記事の中には『ロングテールキーワード』も含みます。
ロングテールキーワードというのは、検索ボリュームは少ないけど、長期的に検索されるキーワードのことです。
例えば、『転職 おすすめ』はビッグキーワードですが、『転職 25歳 おすすめ』はロングテールキーワードです。
わかりやすく図にするとこんなカンジですね↓

ロングテールキーワードはアクセス数は少ないものの、ライバルが少ないので、ぼくたちのような個人ブロガーにとって狙い目のキーワードです。
実際、ボクがブログで月に40万円稼ぐことができたのも、ロングテールキーワードで記事を書いてきたからです。
キーワード選定をしたあとにすべきSEO対策

ここからは記事を書き終えたあとにすべきことを説明していきますね。
Googleサーチコンソールで答え合わせをする。
記事を書いてから2ヶ月ほど経つと、キーワードのランキングが落ち着いてきます。
なので、記事を書いてから2ヶ月をメドに、Googleサーチコンソールを使って答え合わせをしていきます。
※Googleサーチコンソールへの登録がお済みでない方は【初心者ブロガー向け】Googleサーチコンソールに登録する方法を参考にしてください。
ということで、Googleサーチコンソールを使って答え合わせをする方法について説明していきますね。
- Googleサーチコンソールへアクセスをします。
- 左のメニューにある『検索パフォーマンス』をクリック。
- 『+新規』をクリック
- 『ページ』をクリック

次に、順位を確認したい記事のURLを貼り付けます。

以下の画面になったら、『平均掲載順位』をクリック。

すると下記のように、検索されているキーワードと、順位がわかります。

この順位を参考にして、記事をリライトしていくカンジですね。
例えば、50位〜100位であれば記事の内容がズレているので、大幅な修正が必要です。
逆に、10位圏内であれば、あと少しで1位を狙えるので、上位の記事を研究して、自分の記事に足りない部分を補足してあげると良かったりします。
こんなカンジで、Googleサーチコンソールを使うことで、効率的なブログ運営をすることができるので、ぜひ参考になさってくださいね。
まとめ:ブログはRPGである。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回の内容をサラッとまとめますね。
- キーワードを洗い出す
- キーワードを検索してみる
- ラッコキーワードで関連キーワードを探す
- キーワードプランナーで検索ボリュームを調べる
- キーワードを整理する
- 記事を書く
という手順でしたね。
正直、かなり地味な作業なのですが、コツコツ続けることで他のサイトに負けないサイトを作ることができます。
例えるならRPGのレベル上げみたいなものですね。
最初はブログのレベルが低いので、記事を書いても誰にも読まれません。
でも、コツコツ続けていると多くの人に読まれるブログに育っていきます。
ですので、最初のうちはレベル上げだとわり切って、目の前の作業に集中してみると、モチベーションを保ちやすかったりします。
ぜひ、今回の記事を参考に、効率的なブログ運営をなさってくださいね。
良いブログライフを!