ブログのリライトってどうやるの?
そもそもブログを書き直す意味なんてあるのかな?
このようなお悩みにお答えしていきます。

今回は、こんなボクがブログ記事のリライトの必要性とやり方について解説していきます。
ブログで稼いでいる人は100%リライトをしています。
なので、ブログで稼ぐためにリライトは必ずすべきです。
これからブログで稼ぎたいと思っている方は、ぜひ最後まで記事をご覧くださいね。
もちろん、むずかしい専門用語は使わず、初心者でもわかりやすく解説してるので、安心して読んでくださいね。
なぜリライトをするの?
リライトをする目的は以下の2つです。
- 答え合わせをするため
- アクセスをアップさせるため
順番に説明していきますね。
答え合わせをするため
1つ目は、『答え合わせをするため』です。
どういう意味かというと、記事を書いて3ヶ月ほど経つと、記事の順位が、ほぼ確定するからです。
なので、そのタイミングで記事の順位を確認し、順位が低いようであれば、リライトをしていくカンジです。
これは例えるなら、テストの答え合わせをするようなものですね。
テストは解いたままだと、自分の間違っている場所がわからないので、成績がアップしませんよね。
これと同じく、ブログでも、自分の書いた記事が、
『狙ったキーワードで検索されているのか?』
を確認することで、キーワード選定のスキルがアップしていきます。
※キーワード選定って??
と思った方は、【ブログ初心者向け】キーワード選定のコツ4選【SEO対策】を先に読んでおくと、本記事の内容が理解しやすくなります。
ちなみに、記事の順位チェックのやり方は、無料ツールのGoogleサーチコンソールを使うといいですよ。
Googleサーチコンソールの使い方は【初心者ブロガー向け】Googleサーチコンソールに登録する方法で解説しているので参考になさってください。
アクセスをアップさせるため
2つ目は『アクセスをアップさせる』です。
どういう意味かというと、リライトをして検索順位をアップさせると、アクセスがアップするからです。
たとえば、seoClarityが2021年11月に公開した、検索順位別クリック率データは以下の通りになっています。
1位:13.94%
2位:7.52%
3位:4.68%
4位:3.91%
5位:2.98%
6位:2.42%
7位:2.06%
8位:1.78%
9位:1.46%
10位:1.32%
つまり、順位が上になるほど、クリックされる確率がUPするということです。
そして、クリック率がアップするということは、ブログへのアクセスが増えるということなので、結果的にブログで収益を発生させることができる。というワケです。
なので、リライトは、とても重要な作業なんです。
というわけで、リライトの重要性を理解してもえたかと思いますので、ここからはリライトをする手順を3ステップで解説していきますね。
リライトの手順を3ステップで解説
リライトをする手順は以下の3ステップです。
- リライトする記事を選ぶ
- リライトをする
- 順位の変動をチェックする
順番に説明していきますね。
リライトする記事を選ぶ
まず初めにリライトする記事を選びます。
リライトする記事を選ぶときは、記事公開から3か月経過しているものを選びましょう。
理由は、3か月経っていない記事は、順位が不安定だからです。
なので、記事を公開してから3か月経っている記事を選んでリライトをしましょう。
そして、公開から3ヶ月経過している記事を見つけたら、Googleサーチコンソールを使って順位を確認します。
なお、順位ごとにリライトのやり方が少しだけ違います。
- 50位以上
- 10位〜50位
- 10位以内
順位ごとのリライト方法については、のちほど説明しますね。
リライトをする
リライトする記事を見つけたら、実際にリライト作業をしていきます。
リライトをするときは、まずはじめに、検索上位にある記事をリサーチします。
そして、どんな記事が上位に来ているのか?をザックリと把握しておきます。
上位記事の内容を把握したら、リライトをするとき、上位サイトが書いている情報を盛り込みつつ、自分の意見も追加していきます。
ここでやってはいけないのは、上位サイトの記事を丸パクリすることです。
記事のパクリは犯罪なので、やってはいけません。
あくまでも、上位サイトの記事を読んで、自分の記事に足りない部分を補っていくカンジです。
また、上位表示されている記事の文字数をチェックするのもオススメの方法です。
文字数カウントを使えば、記事の文字数をチェックすることができるので、その文字数よりも多く書くようにすると上位表示できることが多いです。
とはいえ、大切なのは文字数ではなく内容なので、文字数にとらわれて、文字数稼ぎをするのはNGです。
あくまでも文字数は1つの目安として考えていただいてOKです。
順位の変動をチェックする
リライトが完了したらGoogleサーチコンソールを使って、インデックスのリクエストをしましょう。
※インデックス登録のリクエストをすると、リライトしたことをGoogleにお知らせすることができます。
なお、インデックス登録のリクエストの手順は以下のとおり。
- Googleサーチコンソールにアクセスして、URLを入力
- インデックス登録をリクエスト
この2ステップで完了です。
インデックス登録のリクエストが完了したら、定期的(1週間に1回)に順位の変動をチェックしましょう。
※記事によっては、すぐに順位がアップするものもありますが、1ヶ月変動がない記事もあります。
検索順位ごとのリライト方法
先ほど少しお話しましたが、記事の順位によって、リライトの方法が少しだけ違うので説明していきますね。
50位以上
50位以上の記事は、的外れな記事を書いている場合が多いです。
あるいは、YMYL系(※)の記事を書いている場合です。
※Your Money Your Lifeの略で、ユーザーの金銭・生命に重大な影響を与える可能性があるトピックのこと。
なので、50位以上の記事の場合は、記事の内容をガラッと変える必要があります。
あるいは、思い切って削除してしまってもOKです。
10位〜50位
10位〜50位の記事であれば、リライトして検索上位になる可能性があります。
なので、以下のポイントを意識してリライトをすると良いでしょう。
- タイトルの変更
- 記事の見出しに検索キーワードを含める
- 検索意図に沿った記事作成
それぞれ順番に説明しますね。
タイトルの変更
タイトルの変更では、検索キーワードを含めているか?を再チェックしましょう。
例えば、読者が『仕事 やめたい』と検索しているのに、タイトルに『仕事 やめたい』を含んでいないのであれば、含めるようにしましょう。
※キーワード選定の方法がイマイチわからないという方は【ブログ初心者向け】キーワード選定のコツ4選【SEO対策】を参考にしてくださいね。
記事の見出しに検索キーワードを含める
例えば、『仕事 やめたい』というキーワードを狙って、記事を作成したら、見出しは以下のように作るとGOODです。
このように、キーワードを入れるようにしましょう。
こうすることで、Googleのロボットが、どんな記事か判断しやすくなるので、検索順位のアップに役立ちます。
検索意図に沿った記事作成
検索意図を理解するには、キーワードを検索したユーザーが、どんな悩みを解決したくて検索しているのか?を考えてみると良いです。
例えば、『糖質制限 やり方』と検索する人の検索意図は以下のとおりです。
前者が顕在ニーズ、後者が潜在ニーズと言われており、検索意図を理解する上で知っておきたい知識です。
顕在ニーズ・潜在ニーズという言葉を『はじめて聞いた』という方は、ワードプレスブログに誰も来ない状態を脱出するコツをご覧になってくださいね。
10位以内
10以内の記事は、あと一歩で1位を取れるポテンシャルがあります。
とはいえ、上位が企業サイトの場合、1位を取るのはムズカシイので、上位サイトの記事をチェックしてみましょう。
チェックしてみて、企業サイトがなければ、リライトをして1位を目指します。
このとき意識すべきポイントは以下の2つです。
それぞれ説明しますね。
上位記事と自分の記事の比較
たとえば、あなたが『糖質制限 やり方』という記事を書いており、その記事で糖質制限のやり方とコツ、注意点などを書いていたとします。
ですが、上位の記事をみると、糖質制限のやり方の他にも、糖質制限にオススメのレシピや食材が手に入るサイトの紹介をしています。
この場合、あなたの記事に足りないコンテンツは、糖質制限にオススメのレシピや食材が手に入るサイトの紹介ですよね。
このように、検索上位を狙うのであれば、ライバルの書いた記事を分析して、自分の記事に足りないコンテンツを補足していく必要があります。
内部リンクの活用
例えば『転職サイト おすすめ』というキーワードを狙った記事を書いたとします。
しかし、『転職サイト おすすめ』というキーワードは人気のキーワードなので、他のライバルも記事を書いています。
この場合は、『転職サイト おすすめ 北海道』のようにキーワードを追加します。
そして、『転職サイト おすすめ』という記事の中に内部リンクを仕込みます。
図にすると以下のようなカンジですね。

わかりやすく言うと、
『転職サイト おすすめ』
という検索ボリュームの大きい記事に対して、
『転職サイト おすすめ 北海道』
という記事で援護射撃をしてあげるカンジです。
リライトするときの注意点
ここまではリライトをする時のポイントを解説してきましたが、リライトには注意点もあります。
その注意点とは以下の3つです。
- リライトして順位が落ちる場合もある
- リライトの効果が反映されるには時間がかかる
- リライトは1度で終わりではない
それぞれ説明していきますね。
リライトして順位が落ちる場合もある
リライトをすると必ずしも順位がアップするわけではありません。
下記はボクがリライトをした際のデータなのですが、一度順位が落ちていることがわかります。

ですが、しばらく放っておくと、順位がアップしていました。
なので、リライトをしてすぐに順位が落ちても慌てずに、最低でも1週間は様子を見るといいですよ。
それでも、順位が戻ってこない場合は、リライトする前に記事に戻しましょう。
そのためにも、リライトをする前の記事を保存しておきましょうね。
リライトの効果が反映されるには時間がかかる
リライトはすぐに効果が現れることも、ありますが時間がかかることもあります。
例えば、下記のデータは、ボクがリライトをしてから順位変動がなかった記事です。

このように、リライトをしてもすぐに反映されないことがあるので、焦ってリライトを重ねないようにしましょう。
リライトは1度で終わりではない
リライトは何度もすることになります。
例えば、下記のデータはボクが書いた記事のデータです。

順位が落ちたときに、リライトを実施することで、検索順位を回復させています。
まとめ:リライトをしてアクセスをアップさせよう!
今回はリライトのコツについてお話していきました。
リライトは地味でつまらない作業のように感じるかもしれませんが、狙った記事の順位が上がる感覚はやみつきになりますよ。
ただし、リライトができるようになるには最低でも2〜3ヶ月はブログを運営する必要があるので、この記事を読み終えたら、さっそくブログを更新していきましょう。
ブログ記事の書き方がイマイチわからない・・・という方は【ブログの書き方が分からない人へ】記事を書く7つの手順をご紹介を参考になさってくださいね。
良いブログライフを!